あれから


なんとなく寝付けないのでここに文章を書いてみる

地震の日から2週間が経とうとしている
ぼんやりと、もう3月11日以前には戻れないのだな、となんとなく思う
自然によって突如として大勢の命が奪われるということを知ってしまった


のほほんと日常を過ごしてきたせいで忘れてしまっていたが死に向かって生きている


それを知識として知るのではなく、体験・経験として知ってしまった


そしてそのような状態で、今までと同じ日常を送れるのかといったらやはり疑問なわけで、
そういう意味でもあの日以前には戻れないのだな、と思うのです


わたしの住んでいる地域では前々から大きい地震が起こる、と言われていて、
ある程度覚悟や備えができていた気になっていたけど
全然できてなかった


なんというか、この個人的なパラダイムシフトの着地点(?)がよくわからないまま日々を過ごしているわけで
どうも落ち着かない


しかしながら生きてゆかねばならず
時代の変化というものが枠組みの変化の積み重ねであるならば
わたしも、そしてわたしと同じように感じている人も(いるとすれば)
翻弄されながらも新しい時をつくっていけるのではないかと
思ったりもするわけで
被災もせずにぴんぴんしてるわたしみたいのがあまりにも悲観的になったりするよりは
前向いて元気に生きていったほうがよいかもなあ


とまあ夜中に、ひとり考えこんでしまったわけで
勢いで書いたこのクソみたいな文章はきっとすぐに消してしまいたくなるんだろうけど
なんだか書かずにはいられなかった

ライブmemo

見たライブ
1月23日 Blonde Redhead@名古屋クアトロ
圧巻、の一言のステージ。
あんなにスモークのたかれたクアトロ初めてだったかも


2月8日 The Dismemberment Plan@アポロシアター
7年ぶりくらいのディスメンのライブ。
興奮と喜びとで叫び出しそうな衝動を堪えつつ。
お客さんの笑顔と歓声と、バンドメンバーの笑顔
やはりディスメンは唯一無二のバンドだった!
すごい楽しくて、帰りに勢いでTシャツを買った


2月14日 L'Altra@TOKUZO
率直に言うと、初来日のライブのほうがよかった。比べ物にならないくらい
しかし初来日のライブも観ていて、今回も良かった!と言っている人もいるので
やはり個人の感覚によって違うのでしょうね
演奏も個人的には物足りなかった
しかしながら歌が入ると鳥肌たってしまうところはさすが


うん、やっぱり最新作はそこまで良くないよなぁ…


2月19日 Superchunk@upset
2年ぶりの来日!ということで、2年ぶりにsuperchunkを。


ディスメン観たときにも思ったのだけど、難しいこと考えずに音楽を聴いて純粋に「楽しい!すごい!」
って思える心を大切にしようと思った
機材がどうのとか、テクニックがどうのとか、
そういうこと取っ払って「楽しい!素敵!」って聴いてる人に思わせる音楽は魅力的だし、
そういう小難しい聴き方はやっぱり自分には合わないなと改めて認識したわ


というわけで、ディスメンとスーパーチャンク最高でした
今年始まって2ヶ月しか経ってないのにこんなに良いライブ観てしまうと
はたして今後それを凌駕するライブを観れるか不安ですたい…


そして2月末はI'll Be Your Mirrorに参加しに東京へ行ってきました
初めてみたボアダムスに圧倒されました
ドラム6台…


そしてまさかの灰野敬二さん入場規制
外に漏れてくる音を聴いたりちょっとだけ中に入れたのですがあの轟音!そしてノイズ!


外にダダ漏れな灰野さんやenvyを聴きつつ、知り合いと談笑したりしているうちに
人の多さと、早起きして名古屋から東京まで車で行ったのも相まって疲れ果て、
dirty threeが耳に入ってこなくて立ちつくして、一番楽しみにしていたはずのgodspeed you! black emperor
3曲目で離脱しロビーの椅子にずっと座っていてだらだらしてちょっと回復して人と話して
ホールの中に戻って最後の1曲聴いただけという体たらく…


会場に人を入れすぎだとか、タイムテーブルの押し具合だとか(最長で50分ぐらい押していた気が)
ステージ2が小さすぎるとか、音がダダ漏れとか、人が多すぎとか、人が多すぎとか
課題は多い気がするのですが、これさえクリアすれば結構良いイベントになる気がするIBYM


翌日は、車組から1人離脱して東京に残って友人らとご飯食べに行ったり買い物したりしました


その2日間で、ようやく会えた友人や、お久しぶりな人たちや、新たに知り合った人や、
以前浜松の福嚴寺fesで話が合って盛り上がった同い年の女の子とIBYMの会場で偶然の再会もあったりして
(今度はちゃんと連絡先交換した)
音楽にまつわる縁というのは不思議だと思うのでした

memo

書いては消し、書いては消し繰り返し、一向に更新されないここ…


webに文章を残すからにはやはり少なからず「他人に見てもらいたい」欲求があるわけで
そうなるとちょっとカッコつけちゃおうかな(文章で)と思ってしまうのが人の常で
(わたしだけか?)
なんとなく気取った文章を書こうとして、うげー、きもちわるい!じいしきかじょう!!
ってなってしまうのです。


そういうことを考えていると、
「だいたいにして己の取るに足らない日常をインターネットに書き連ねる行為こそが
自意識過剰なのでは…」
などと思い始め、結局書き始めた文章を消してしまいながら日々をすごしてしまいます。
みなさんこんばんは。


twitterで発信したくだらないつぶやきはながれてしまうけれど、
ブログは残ってしまうから、ね。



なんて言いつつ、覚書を



観た映画
「キックアス」
ヒーローにあこがれるナードな主人公と、ガチヒーローな父とその娘で悪い人たちをやっつける話
と書くとストーリー自体はとても単純明快。そして内容も面白い!
しかし観ていると、復讐のために娘に人を殺す訓練をさせるマッドな父と、父に従順な娘、
という構図に淋しさや哀しさを感じずにはいられなくなって、なんとも言えない気分で映画館を後にしました


たしかにすごい面白いしいい作品だと思うのだけど、
娯楽映画と割り切って観るべきなのか判断に迷うし、割り切らないともやもやが残る映画
(続編も作られるようなので、そちらでフォローとかあるんでしょうか)


ソーシャルネットワーク
話題の。
冒頭の恐ろしいセリフの量に圧倒される
説明が省かれているので観るほうも試されるが、
こういう映画のほうが飽きないし観ていて面白い
久しぶりに映画を見ていて途中で飽きたりとか他ごと考えずに観れた映画でした


インシンクジャスティンティンバレーク(もはや「インシンク」という肩書不要ですねこの人…)
が出演していることを知らずに観に行ったのですが、
軽薄な、チャラチャラした役がとってもハマり役でした


今月買ったCD
Paperbag lunchbox/Ground Disco
まだ活動していたんだ!って思ってしまった
なんと5年ぶりの新作らしい
バンドの経緯についてはCINRAの「音楽を、やめた人と続けた人」という連載に詳しく載っています
経緯を抜きにしてもすばらしいアルバムだし、
詳しいことを知ってから聴くとなおのこと感慨深い
絶妙なポップ加減と心に響く歌詞

1月


年が明けてすでに20日ほど経っておりますな…
今年はもう少し頻繁にここを更新していきたいな


はてなダイアリーに文章を書く際はいつも「まともな文章を書けるようになりたい」と思うのだけれど一向に上達しないし、
自分の思ったように文章が書けないので、途中で投げ出してしまうことが多くて
それがこの日記の更新が少ない理由の一端だったりします

一時期はレビューなどの文章を書く仕事がしたいなぁ…なんて思っていたのに
(今でもその思いはあるけれど)
こんな状態ではとんだお笑い草だよまったく!


職場・家・職場・家
という単調な生活に飽きてしまったのでなにか新しく始めたいと思っている今日この頃
しかしのめり込んでも相当飽きっぽいということもあり、
何をしたらいいのか、そして長く続けられるようなものが思い浮かびません


以前と生活の仕方だとか色々な習慣が変わってしまったし、
人との付き合い方も変わってしまったし、
色々と困惑してしまうなぁ〜
これから新しく作っていけばいいと言えばそれまでなので、
なんとか、なんとかしなければ…


幸い仕事も暇な時期に入ったので、自由に使える時間はたくさんある…
人に相談したってどうなるわけでもないので自分でなんとかしなければなりませぬ



今日、人に「なんか目標みたいなのとか、やりたいことってないの?」と聞かれ
何も思いうかばなくて、これはちょっとまずいなと思った
毎日ただ漫然と過ごしていることに対して心の中でもやもやと危機感を覚えていたものを
今日はっきりと自覚したわよ…


このままだと、目標とかをもって頑張っている人たちと差が開く一方だなー
漠然とした不安を覚えてしまうな


しかし何か始めれば解決するとかそういう問題でもないということもわかっているし
むずかしいな


今年は年女だしなんかいいことあるといいな…


今年はCDおよびレコードの購入を抑えておこうと思っているのだけど、
気づいたら今月だけですでに13枚購入
今年は買いすぎ防止と、買っても聴かずに封も開けず置いておくことが多いので
購入した音源の管理のために、何を買ったのか記録していくことにしました


今は紙に記録してるけど、ついでにはてなのほうにも記録しておけば、
最低月に1度は更新することになって、放置防止になるのでは…ということで
こちらにも書いていくことにします。うん


ということで、今月購入分


A Lily / Thunder Ate The Iron Tree
Andrew Cedermark / Moon Deluxe
Autumnleaf / The Foot
Autumnleaf / Remixes
Deerhoof / タワーレコード限定シングル
The Dismemberment Plan / Emergency & I
Ducktails / Ⅲ: Arcade Dynamics
Dustin O'halloran / Piano solos vol.1 and 2
Echo / Kiwiroll / Apostrophe Split
Polyvinyl Sampler / Re Direction
Into It. Over It / KOJI /Split
Into It. Over It./ Pswingset /Split
Stay Ahead of The Weather / We Better Get Goin' If We're Gonna


ライブ

11月に見たライブ


11月10日
volcano choir / collections of colonies of bees @今池huckfinn

ライブの2日ほど前まで全く観に行く気はなかったのですが
あまりにもtwitterでライブの評判がよく、
今回の来日を最後にcollections of colonies of bees(以下cocob)から、
cocobの中心的人物でもある、元peleのドラマーjohn mullerが脱退してしまう
ということも知っていたので、やはりこれは観に行くべきだろうと決意


結果、今年観た中で一番では…と思うほどに素晴らしいライブでした
cocobは、以前来日していたときのライブで観たときよりも荒々しい(生々しい?)演奏で
目をつぶると、一瞬自分がどこにいるのかわからなくなった気がしてしまうほど
「もっていかれる」感じがした

volcano choirはボーカルのjustin(bon iverのメンバーですね)のステージでの
佇まいにまず目をひかれるものがあり、歌いだすとただただ圧倒されるばかり
アンコールでcocobの曲にjustinが歌をつける、ということをやっていたのだけど、
今までcocobの曲に歌(明確な歌詞のあるものではなく、コーラス的なものが)
があるときっとすごい良いんだろうなーなどと思っていたわたしにとって
かなり興味深い時間でありました


ライブ終了後にcocobのcustomerというアルバムのUS盤・日本盤にそれぞれサインをいただいて
写真を一緒にとってもらいました
今まで、ライブ行ってもサインやら写真やらお願いしたことなかったのですが、
意外と簡単にそれができてしまう自分に、「わたしってこんなにミーハーだったのか!」
と思ってしまった

アルバム2枚持ってったらメンバーがめっちゃウケていたので嬉し恥ずかし、という感じ


11月24日
yamon yamon @池下upset

待ちに待ったyamon yamonの来日です
yamon yamonで検索するとこのblogがかなり上のほうに表示されてしまい
検索でこのblogにたどりついた方が多々いらっしゃるということを結構前から気づいていたので
なんとなく書かねばならぬ気がしたので、書きます


yamon yamonのライブは良かったです
デビューアルバムの曲に加え、新曲、そしてだいぶ前に限定で販売された(100枚とか?)
EPからの曲も演奏されていました

音源から感じる疾走感みたいなものは、ライブでは若干抑えめな印象を受けました


今回気になったのはやはり対バン、でしょうか
どうせyamon yamonでは動員伸びないし…ということで
yamon yamonを好んで聴くような人たちが
好んでは聞かないであろうバンドを対バンさせて客増やそう、
というのが見え見え

yamon yamon ジャパンツアーと銘打っておきながら、全然yamon yamonが主役じゃない感じ、
一体何なんでしょうね
対バンのMCからもそれは感じ取れました。とくに某バンドの人の
上から目線のMCには耳を疑った
(「これからyamon yamonがやってくれるから、聞いててってね」みたいな感じの)


もちろん、会社として黒字を出さなければいけないのもわかるし、
実際難しい問題なのだとは思うのだけれども、
あまりにもファンを、そしてバンドのこともないがしろにしてはいないのではないか
と思う次第であります

だって自分がもし来日するバンド側の立場だったらこんな扱い絶対いやだもん
自分のとこから日本盤出してるんだったらもっとしっかりやってくださいって思う


来日は難しいだろうなぁって思ってたから、彼らを日本に呼んでくれたことは
感謝したいのですが



最後はなんだか批判めいたことを書いてしまいましたが、
というか、まあ、批判なのですが、
数字に繋がってしまう世界というもののむずかしさを嫌が応にも感じさせられてしまったライブでありました

もう半年以上経ってる

前回のエントリからすでにもう半年以上経っていました


色々あったりなかったりでなんだかんだでのらりくらりと生きています


生きていれば、いいこともそれなりにあるかなー、などと最近よく思います




なんの心境の変化かよくわからないが、最近、人と話すのが楽しいです


こいつとは絶対気が合わんだろうな、って思う人ととりあえず話してみたり、
(やー、それ、違うでしょ、絶対違うでしょ)って内心思いながらも話し聞いてみたり


得るものはあるかもしれないしないかもしれないけど、
自分とはジャンルの違う人だなーなんて思う人と話すのも結構楽しい、と最近思う


大学生の時までは、そういう人たちと話すの好きじゃなかったし自ら避けてたけど




相変わらず音楽は聴いています
予想通り学生の頃よりかはだいぶライブ観る回数は減っていますが…


この日記の簡易アクセス解析を見ると某スウェーデンのバンド名で検索されて
辿りついた方が多いようで驚きます
一時期は、某バンド名でググると2番目にきてたからなぁ…


もう、半年以上も前の話ですが、新作は無事スウェーデンのレーベルより送られてきまして、
もう絶対に手に入らないと思っていた100枚限定の8cmシングルが再発になっていたので
無事そちらも手に入れることができまして、
あとは今月後半の日本ツアーを待つだけです


そう、まさかの来日!
色々アレで複雑ですけど、日本で観れるのはやはり嬉しいですね



次回からは購入した音源の記録的なことにも使っていきたいなー、このブログ…

4月

4月3日はThe Albumleafのライブをみに、名古屋クアトロへ
あれだけ楽しみにしていた新作が、どうにもこうにもいまいちピンとこず
チケットも買ってなかったのですが
開演時間の直前まで行こうかどうしようか迷って、結局当日券で観に行きました


東京はライブが9人編成だと聞いていたので、名古屋もそうかな?と思っていたのですが
名古屋は5人
しかしそれでも2年前のライブよりも音に深みがあって
印象に残るライブだったような気がします
(前回のライブはpinbackと一緒にツアーしていて、albumleafの後に演奏したpinbackが良すぎたせいで
albumleafのライブの印象が薄くなってるような気がしないでもない)


今回のライブで個人的なハイライトだったのがアンコール前に演奏していた
Almost thereとWherever I Goのつなぎ部分
音と音が絡み合ってのぼりつめていくような高揚感と鳴っている音にただただ圧倒されて
立ちつくすしかなかったです
音楽聴いてこんなふうになるのって久しぶり
ここまでなるのははじめてかもしれない


新作からの曲が多めだったけれど、旧い曲も結構演奏していました
うーん、迷ったけれど観に行って良かった!
そしてライブがよかったので新作も聴きこもうかな、って思ったり


クアトロから1階に下りていくエレベーターの中で(名古屋クアトロは8階かそこらにある)
「知らない曲も結構やってたー」って話しているお客さんもいて、
新作から新たなファンを獲得したのかな、なんて1人で思ったりしていました



5・6日と仕事がお休みだったので、5日は大学の時の友人に会いに浜松へ
卒業式ぶりに会う友人になんだかほっとしながら駅ビルを見たり
うなぎ食べたり、楽器博物館に行ったり、お茶したり


好きな人(性別問わず、恋愛的な意味で無く)や、好きな場所・空間、美味しい食べ物
そんなものにふれながら過ごす時間はわたしに精神的な落ち着きと充足を与えてくれて
しあわせな気分になる


まあ、人間の圧倒的多数の人がそうであるとは思うのだけど
最近わたしは、そういう瞬間のために生きているような気がしてならないのである


帰りにお土産として、「こっこ」と「うなぎパイ」のミニを購入
うなぎパイは名古屋でも買えるんだけどね、まあ…


今回はJRの在来線を使って行きました
名古屋駅から1時間40分ぐらいで浜松まで行けるのですが、
電車が結構混んでるし、疲れてしまうので次は高速バスを利用しようと画策中


4月、なんだかのんびりと時間が過ぎそうな予感