あれから


なんとなく寝付けないのでここに文章を書いてみる

地震の日から2週間が経とうとしている
ぼんやりと、もう3月11日以前には戻れないのだな、となんとなく思う
自然によって突如として大勢の命が奪われるということを知ってしまった


のほほんと日常を過ごしてきたせいで忘れてしまっていたが死に向かって生きている


それを知識として知るのではなく、体験・経験として知ってしまった


そしてそのような状態で、今までと同じ日常を送れるのかといったらやはり疑問なわけで、
そういう意味でもあの日以前には戻れないのだな、と思うのです


わたしの住んでいる地域では前々から大きい地震が起こる、と言われていて、
ある程度覚悟や備えができていた気になっていたけど
全然できてなかった


なんというか、この個人的なパラダイムシフトの着地点(?)がよくわからないまま日々を過ごしているわけで
どうも落ち着かない


しかしながら生きてゆかねばならず
時代の変化というものが枠組みの変化の積み重ねであるならば
わたしも、そしてわたしと同じように感じている人も(いるとすれば)
翻弄されながらも新しい時をつくっていけるのではないかと
思ったりもするわけで
被災もせずにぴんぴんしてるわたしみたいのがあまりにも悲観的になったりするよりは
前向いて元気に生きていったほうがよいかもなあ


とまあ夜中に、ひとり考えこんでしまったわけで
勢いで書いたこのクソみたいな文章はきっとすぐに消してしまいたくなるんだろうけど
なんだか書かずにはいられなかった