卒業式

卒業式へ行ってきました


2年生の春から鬱になって、4年生の秋にそれが躁転して…
ということで大学生活の半分以上を病気とともにすごしていたので
大学生活=鬱々
というイメージが出来上がっているのですが
自分でも、そんな中でよく大学へ通えたなーって思っています


2年の後期ごろからずっと休学しようかどうしようか悩みつつも大学へ通っていたのですが
なんとか4年で卒業できる運びとなりました


いろんな人の力を借りながら、わたしの大学生活は終わりを迎えました


結局きちんと就職できなかったし、
大学2年生という、きっと一番いろんなことに挑戦出来て、楽しく過ごせたであろう時期を
一番しんどくて、なにも考えず、というかまともに思考することすらできない状態で過ごしてしまったことが
わたしにとっては非常にこころ残りで、そのことを考えると悔しくて悲しくて涙がでてきます


上に書いた2つのこころ残りは、わたしの中で切り離された問題ではなく、つながっている
あのときそんな状態でなければもっと自分の視野や世界が広がってたんじゃないか、
とか
あのときそんな状態でなければ自分のやりたいことが見つかってたんじゃないか、
とか
色々考えてしまいます


しかし過去を悔やんでもどうしようもない
わたしはその過去を包含した状態で先へと進んでいかなければいけないのだから
あの過去があったからこそ、今のわたしがいる、と思えるようになれればいいな、と思っています


いつか、ああ、あんなこともあったね、懐かしいね、って笑い飛ばせる日がくればいい


そして先日、病院も卒業してきました
あれだけ依存していた睡眠薬も、3月に入って飲んだのは1,2回ほど


2月に入ってから医者には「たぶん飲まなくても大丈夫だよ」って言われたけど
眠れない苦しみと一睡もできないまま迎えた1日は耐えがたく、
そのことを想像するとどうしても薬を飲んでおかないと不安になってしまい
飲み続けていたのですが、
3月に入ってから自主的に睡眠薬なしで寝れた日が何日か続いて
自信がついたのか、まったく飲まなくても平気になりました
やはり薬なしで寝たほうがよく寝れた気がするし、気持ちよく目が覚める


そんなこんなで、「調子が悪くなったらまた来てね」ってことになりました
病院にお世話にならないように生きたいものです



というわけで、今年の3月で、大学と病院の2つを卒業いたしました


病気になった原因は両親にあると思っているので、
こころのなかに多少のわだかまりはありますが
やはり、4年間大学へ通わせてくれた両親には感謝しています


大学は行っておいたほうがいいからって、
私立大学へ通わせてくれて、高校も私立だったし、
実は妹も私立高校卒業・私立短大在学という状況で


大学の友人の話を聞いていると、結構親が学歴よくて仕事はそれなりの役職についてたり
お金持ちだったりするのですが
わたしの家は全くそんなことはなく
両親は高卒・家族だけでやってる身体を使う自営業・お金はあるのかないのかよくわからないけれど決して裕福ではない
という状況で、両親がわたしたち姉妹の学費を捻出するためにどれだけ頑張って働いて
お金貯めてたのかなーとか思うと、
せっかく大学出たのにわたしがこんなんでごめんね…ってすごく申し訳ない気分になるのです


わたしが両親の立場だったら子どもが途中で精神病になって学校も休みがちで
ちゃんとしたとこに就職できなくて…ってなったら
父親のように、「自分が納得できるんだったら、自分のしたいようにしなさい」
なんて言えないかもしれない


恥ずかしくて面と向かって言えないけれどお父さんお母さん本当にありがとうございます
そして、こんな中途半端で情けない娘でほんとうにすみません


がんばって、必死に生きます